荘子に「大知は閑閑たり」という言葉があります。
本物の知恵とは、何事にも執着せず、何事にも動じず、
悠々として自分の道を歩む。
肩の力を抜き、自然体で生きる術を語る荘子らしい言葉です。
余計なものを削ぎ落とし、海風と波音にどっぷりと浸かって自分を開放する。
刻々と変わる景色を眺め、日常も、時間も忘れて、ゆったり、ゆっくり。
五感で自然を感じる贅沢なひとときが、そこかしこにあふれてる。
がんばる気持ちも、日々の忙しさも、そっと包み込みたい。
そんな想いが「閑閑舎」という名にこめられています。